Entries from 2020-01-01 to 1 year

生の演奏会と耳の振動

家で制作をするとき、音楽をきく。バッハのピアノなど。CDやパソコン(Spotify)でもきくけど、イヤフォンやヘッドフォンで聴くほうが生の演奏会に近く聞こえる。パソコンからの音が無味乾燥だからかもしれないし(スピーカーが良いと違うのかもしれない)わたし…

色彩

白、黒、灰色、透明であることは特別だな。

透明が好き

透明が好き、それこそがわたしの好みの核かも知れない。ガラスが好きで、作れるようにもなりたくて学んだ。しかしガラスだけをみているわけではないようだった。この4年でわかったことだ。例えば薄いセロファンも好きだ。なんなら春雨もすきだし、葛餅もすき…

ベートーヴェン好きの元に生まれたバッハ好きの娘

あるところにベートーヴェンを好きな人間が居た。重い雲が溶けている暗い空の元、車を走らせ沼を眺めに行くような男だった。男は娘を持った。娘はバッハ好きに育った。なぜ彼のような人生の辛さを芯に持ち続けることがまるで信念のような人間の元で、そこと…

craptastic

craptastic【kɹæpˈtæstɪk】スラング。crap + (fantasticからの変用)tastic今日の英単語。

種をまく日を間違えてはいけない

昨日ともだちとも話した、「種ををまく日」。種を巻いた日の後の気温や天気によってその後一生の成長具合が変わってしまう話。芽が出て小さめの苗の状態になるまでが本当にだいじで、-1)とある日Aに種まき。時期が早すぎた。苗が二週間で3センチに成長。2)と…

画面上の水感

日本画、油絵を1回分くらいの、先生からの教えとそのほかの自分独自の学びによって、材料の特質をだんだんつかんできた。画面上において、実際水で絵を描くような技法は日本画だけれど、画面上に水っぽさがでるのは油絵だ。水のある空間や空気感は日本画材(…

春雨

「はるさめがすきよ。」「美味しいし、きれい。」「雨に似ているね。」「そう、雨に似ている。」「静かな明け方の雨。」「孤独な夜の10時の雨、空は10時なのに少し明るくて青い。」「やわらかな雨」「やわらかな雨」

透明

透明になってしまったわたしはもう戻れない身体の中に紡がれていた綺麗な糸は溶けてしまったわたしの意思とは別に動くわたしの体液に透明な眼球で夕空を見るとても綺麗な色を反射するものがわたしにはなくなってしまった純粋な夕空を見るなんて綺麗なのかと…

ギリシャ神話

ギリシャ神話、ぜんぜん教訓的ではないところがおもしろい。ただただ不思議な展開になり、最後ただの悲劇で終わったり、登場人物がはちゃめちゃだったり。作品もそうだよなあと思う。わたしも、それを観賞したときに作用までは考えて作るわけではなく、混沌…

夢メモ

夢で女の子とキスをした。そしておすぎとピーコさんがでてきて話した。あの女の子、すごく綺麗だったんだけど誰だったかな

薄いセロファン

薄いセロファンが重なるあいだにはほのかに 空気の層気持ちの良い温度ではいってる青い透明なセロファンうす紫の透明なのもひとつ重なり合っている少しのずれのリズムを歌っている

バレエ

バレエを観ている。ここで疑問が湧き起こる。画家は描きながら、絵を自分も楽しんでみつつすすめる。音楽家も、そうだろう。自分の歌、チェロからでてくる音を、聴きながら演奏するのだ。ダンサーは自分を観ながら踊れない。でもバレエなどは身体の曲線や高…

二重奏

低い音で和音が鳴り響いている川その和音はやがて黒い塔となる二つの塔は高く長く空に立ってわたしを見ている忘れているものはないのかと問いかけてくるその問いはまたいつのまにか低い暗い和音となってわたしの耳を震わせている

種をまく日

制作をしていて、種をまく日というのがある。何日も何週間もうんうん、なぜか進まずにいたのが、ある日突然「ああ今日だ」と、ぱっとたとえば方向性が見えたり技法の謎がとけたりする日がある。それが種をまく日だ。いまわたしは、野菜を種から育てている。…

技法などの千差万別さ

まず何よりいろんな技法がありますよね絵にしてもなんでも。結局色々、人によって違ったりして、でも歴史がある程度あるジャンルだとこうしておくと耐久性が一番良い、というところが研究されているからもちろんそういうところも知りたい。そういうのはなか…

個人的な楽しみ

だれにも好きと言わず、有名人ではない一般の、野花や虫のことを書いている方のブログの愛読者だ。コメントもしたこともない。いつもとても美しい写真にあふれているし、虫への愛情とそのマニアっぷりにわたしは熱狂とある意味の仲間意識をもっている。。笑…

めだかはいつ目で見てくるのか。

めだか、大きい子たちは近寄るとこちらを見てくる。今たまごの中にいる、もう体ができてるめだかたちも目があるのはわかるんだけど、果たして視力があるのかどうか?肉眼ではただの小さいつぶなんですけど。顕微鏡で見るとその中で心臓が血を運ぶポンプとし…

時にインターネットというのは重さを持ってくるね

オザケンこと小沢健二さんがつぶやいてたんですけど、ラインだとかメールだとかインターネットでの会話は文章が残るが、現実の口で喋る会話というのは流れていくものであって残らない、だからインターネットでの会話は重い、というような趣旨のことを。完全…

熟成させる

何もしていないように見えても、中で素敵なものが発酵熟成されている何も言葉を紡がなくとも心の中になにかが宿って成長している見えていないけれどきっと何かがあるので、そういう時はつつかずにそっとしておくのがよい何も見えない土の地下では、種からま…

耳の中の孤独

生活が満たされているとき、あまり創作は進まない。たぶんあんまりよくないけど、そうなんですよね。だからそういう時はわざと暗い音楽をききます。いまは、レディオヘッドです。イギリスのバンドの音楽は暗くて透明でとても綺麗で好きです。よく聞きます。…

好きな景色

好きな景色がある好きな絵がある好きな作家さんがいるけれどその中でも全部好きなわけじゃない一つの絵を気にいる一つの景色すきな景色だ景色というよりも、より正確にはその景色の中でなにをみているかという「視点」が好みだということだ好みの視点もあれ…

作品との関係

作品を買ってくださった方からのお写真とメッセージを、ギャラリーの方を通じていただいた。写真に映る作品はとても美しくて、私がみたことのない表情をしていた。そうか、私が知らない部分もあの作品のなかにはたくさんあるんだな、と思うととても不思議な…

ElecomのキーボードTest

前に買ったけれど、ぼぼ使っていなかったエレコムのBluetoothキーボードを使って書いています。テストテスト。どうかしら?わたしはこのライブドアブログは、いつもスマートフォンで書いている。そういうクセがあるので、キーボードに向かって書く時と、スマ…

次の世代を考える

研究者が書いたエッセイを読んで、感動してちょびっと泣いた。研究のことではないんだけれど、それを読むうちに、次の世代へ何かをプレゼントすることについて考えが及んだ。それは例えば人となりを間近で見せて(見せてというよりは自然に、隣に居て)懐の大…

あやす

わたしも、嫌な感情を抱くことがある。し、そういった心の声について、また違う自分が「嫌だな~」とさらに批判することがある。こころの声、といいつつもそれをわたしはわたしそのものだとは思わないことにしている。どこかで拾った、よく聞く意見や刷り込ま…

新鮮

最近、地方からお野菜を取り寄せるのにはまっています。今日届いたのは、あしたばとふき。あしたばにイモムシさんがいたので本当に新鮮なのだわ、と。 あーびっくり。でも、野菜は畑でとれるもの。虫がいて当たり前だよね。小さい頃実家の周りの畑で虫に怯え…

見えなくても居る

デジタルマイクロスコープという光学顕微鏡で、いつも小さな世界を観ている(おしごとの一つ)。そこに人間はいなくて、ひたすら純粋なエネルギーの結果の世界だけが存在している。情緒的なやりとりもなければ、誤解や再会、許しやすれ違いもない。ただひたす…

振り返りメモ写真記録

わたし好みの世界の写真記録

本屋での出会いKindleでの出会い

とにかく本が大好き!本屋さんでの本との出会いと、Kindleでの本での出会いは少し違う。Kindleでは自分から本に意識を向けて出会いを積極的に求めて、探してゆくので自分が注目しているキーワードに関係する本たちにどんどん出会う。本屋さんでの出会いは、…