Entries from 2020-05-01 to 1 month

バレエ

バレエを観ている。ここで疑問が湧き起こる。画家は描きながら、絵を自分も楽しんでみつつすすめる。音楽家も、そうだろう。自分の歌、チェロからでてくる音を、聴きながら演奏するのだ。ダンサーは自分を観ながら踊れない。でもバレエなどは身体の曲線や高…

二重奏

低い音で和音が鳴り響いている川その和音はやがて黒い塔となる二つの塔は高く長く空に立ってわたしを見ている忘れているものはないのかと問いかけてくるその問いはまたいつのまにか低い暗い和音となってわたしの耳を震わせている

種をまく日

制作をしていて、種をまく日というのがある。何日も何週間もうんうん、なぜか進まずにいたのが、ある日突然「ああ今日だ」と、ぱっとたとえば方向性が見えたり技法の謎がとけたりする日がある。それが種をまく日だ。いまわたしは、野菜を種から育てている。…

技法などの千差万別さ

まず何よりいろんな技法がありますよね絵にしてもなんでも。結局色々、人によって違ったりして、でも歴史がある程度あるジャンルだとこうしておくと耐久性が一番良い、というところが研究されているからもちろんそういうところも知りたい。そういうのはなか…

個人的な楽しみ

だれにも好きと言わず、有名人ではない一般の、野花や虫のことを書いている方のブログの愛読者だ。コメントもしたこともない。いつもとても美しい写真にあふれているし、虫への愛情とそのマニアっぷりにわたしは熱狂とある意味の仲間意識をもっている。。笑…

めだかはいつ目で見てくるのか。

めだか、大きい子たちは近寄るとこちらを見てくる。今たまごの中にいる、もう体ができてるめだかたちも目があるのはわかるんだけど、果たして視力があるのかどうか?肉眼ではただの小さいつぶなんですけど。顕微鏡で見るとその中で心臓が血を運ぶポンプとし…

時にインターネットというのは重さを持ってくるね

オザケンこと小沢健二さんがつぶやいてたんですけど、ラインだとかメールだとかインターネットでの会話は文章が残るが、現実の口で喋る会話というのは流れていくものであって残らない、だからインターネットでの会話は重い、というような趣旨のことを。完全…

熟成させる

何もしていないように見えても、中で素敵なものが発酵熟成されている何も言葉を紡がなくとも心の中になにかが宿って成長している見えていないけれどきっと何かがあるので、そういう時はつつかずにそっとしておくのがよい何も見えない土の地下では、種からま…

耳の中の孤独

生活が満たされているとき、あまり創作は進まない。たぶんあんまりよくないけど、そうなんですよね。だからそういう時はわざと暗い音楽をききます。いまは、レディオヘッドです。イギリスのバンドの音楽は暗くて透明でとても綺麗で好きです。よく聞きます。…

好きな景色

好きな景色がある好きな絵がある好きな作家さんがいるけれどその中でも全部好きなわけじゃない一つの絵を気にいる一つの景色すきな景色だ景色というよりも、より正確にはその景色の中でなにをみているかという「視点」が好みだということだ好みの視点もあれ…