Entries from 2018-03-01 to 1 month

重低音とともに

この曲においてベースは定期的に心臓のような音を鳴らす僕は電車の規則的な揺れに魂を預けながらそのベースの音の中に隠れようとするボーカルは歌う「僕の心臓の色は黒色 帰るよ 僕がやってきたあの道に」僕は明日が今日の続きでないことを祈った今日の記憶…

血は水色

いっそのこと僕の心臓を持ち去ってほしいと思うそのまま風と共に丘の方へ行ってくれないか僕の心臓は黒色でそしてそれが止まった時には世界は真っ白になるだろう僕の血は透き通った水色でそれは僕の純粋さを表している君は笑うだろうが僕は誰よりもどんな水…

katharsis

夜の品川は海君が吸っている空気は水粘土を帯びた水僕たちは魚であのビルの窓の明かりは光るプランクトンだろう僕たちはとろとろした空気の海を泳ぐ電気のサカナ美しい魚トゲもあって攻撃もする僕たちは美しいサカナ

USB (EXPLICT)

Connect completed!Connect completed!Sir, please open the zip files gently.Sir, please open the zip files gently.Then the zip files will show you her gentle Eden.Then the zip files will show you her gentle Eden.An.M

Palm trees

Trees trees, palm trees.Ladies and gentlemen,pay attention, please.Trees trees, palm trees.We gonna have hot cakes at this highway rest.Plenty hot cakes and palm trees.Please pay attention, please pay attention.An.M

troubles

Trouble honey has the sweetest smells.We all have the desire for painful ecstasies.The sky give us extreme paradise today.Every human are getting into the finals.Our beautiful wings are now released. An.M

ソフィスティケ

窓越しに見えた彼の自転車にはソフィスティケと書いてあったが 僕は一瞬プシュケーのことを思い出しそしてすぐにそれがソフィスティケイトのフランス語であることを知った外に出ると日が暮れかけていて空はオレンジ色と青色になっていた大分 透明度の高い色…

Here is nothing to do for me for that

僕は今、君からひどく離れたところまで来てしまった。暗い部屋に置かれた灰色の本棚の、君の本たちのことを懐かしく思い出している。あの本たちは元気だろうか?僕があそこに戻れる日はこれるのだろうか?ここは天気と言う概念すらない場所だ君は元気だろう…

星になる

もう忘れてしまったようだった何を忘れたのかも僕は忘れてしまったいつか忘れている何かがあることさえもきっと僕は忘れてしまうだろうそしたらそのできごとはいったいどこにいくんだろうかこの世で迷子になったそのできごとは

僕たちは自らの顔を実際には目の前にあるものとして見つめることはできないのだ鏡をもってしてでも

素粒子

今は1972年、 僕は東京の国立大学で物理の助手をしている今日は空が曇っているあとでブランコに乗りに行こうと思っている空は白く僕は素粒子のことを考えている君がこの手紙を読むのはいつになるだろう僕は君のことを知らない君も僕のことを知らない君はい…

春小雨

春小雨とわたし濡れる小学生の黄色い数々の帽子アスファルトに落ちた美しい雨の粒のついた潰れた華のかたまりはじめから持たざれば失われることのない状態へのある種の羨望温かい雨とぬるい風春

線の庭

あぁ 僕は孤独だ そして 君も 僕たちは孤独の線で繋がっている でも時々 楽しいのだ 生きているのが