詩 poetry

"いきもの life"

間(あいだ)に生きる --- 物をつくって販売したりしているので、 作ってどこかに行った作品のことを考えたりすることがある。 物を作るということは、この世になかったものを一個この世に出してくる作業なので、その先のことも考える。転売についての話とかそ…

この光は

この光はどこまでも追いかけてくるのだがあそこに行けば実はそこにはありもしないただわたしたちの目が見ている間だけ光がどこまでも追ってやってくる変でおもしろくてやけに哲学的だなんなんだ

20221217-20221224 gallery 古道具MARUNI(Kobe, Japan)

20221217-20221224gallery 古道具MARUNI(Kobe, Japan)@gallery_maruni (instagram)終了しました。みなさまありがとうございました^^ 残っている数点はそのままMARUNIさんで取り扱っていただけることになりました。インスタの投稿で売約済みになってないもの…

つなぐ

この世の生き物はすべて死んでゆくけど愛がつながっていってこの世は素晴らしいもので常に溢れている

会期終了『まちの小さな美術展〜図書館で出会う現代アート』 本郷図書館×藝を育むまち同好会

20220927-20221023 "Small Museum in Town ~Meet Art at Library~" Bunkyo City Hongo Library(Tokyo, Japan)-文京区立本郷図書館での美術展示終了しました。みなさまありがとうございました。期間中、普段見れない図書館の裏側で図書館のスタッフの方々が本…

あの雲はいつかの君の涙 That cloud is your tears from one day in the past

あの雲はいつかの君の涙 That cloud is your tears from one day in the past またいつでも会えるよ わたしはいたるところに 君はあの雲の中にも 新しいいのちの中にも君が すべてが廻り 草木は芽生え 枯れたのちには みみずと土が 皆みながしあわせにありま…

枝豆色のズボンと知らない人に心を開く

お洋服は、自分で高いなと思う価格帯の、でも丁寧に作られたものをたまに購入するのも楽しいし、1000円以内という安すぎる値段の中でこれ、誰もきなさそうだけど私は好きだ、よくこんなものがここに売っているな?というようなものを掘り出し物として買…

邂逅と雪解け跡の世界

わたしたちは喧嘩したり仲直りの邂逅をしたりして 跡を地球に残してゆくが それは香りのようなもの いつかは肉体も精神の跡もなくなってゆくのだが 全ては夢のようにすばらしきこと 仲直りできる幸せも 仲直りできずにくやむ悲しみもすべて美しきかな 世界の…

わたしたちは光をみている

新しいガラスの作品の構想 ことばから わたしたちは光をみている うまくいくかな

宇宙に放り出される

知り合いの死を知るたびに 宇宙に放り出される気分になる その時わたしは自分はまるで不死身の存在のようにそれが確固たるもののような前提の上で 悲しみを感じている 失われた穴を覗く しかしながら そんなわたしもあなたもまた 皆が実は確実ではなく 朝霧…

絵の具

わたしのことばは完全ではないから わたしの知覚が完全ではないから この感覚をあなたに伝えることができない オリオン座の三つ星の微妙な曲線 傷ついたとときの痛さのちょとした気持ちよさ 明日消えるかもしれない自分 明日消えるかもしれないまわりのもろ…

影が青色

青い影がついてくる 夜の道 細い道 空には虹色の太陽が 白い鳥の周りを踊って回る 雨も降る 虹色の雨が 青い影がついてくる

しみ

動きが染み込んでいった 染みみたいなもの 神話の染み

In der süßen Ewigkeit

In der süßen Ewigkeit 甘き永遠のうちに(甘美な永遠のかなたにおいて) BWV78 バッハ カンタータ

記憶

むかしむかし家族大勢で海へゆき ある時は太陽をながめ ある日は嵐を 雨を聴き 種から根が出て植物は大きくなり 枯れてしまった いまではみないなくなり 今はひとりで窓の空を見つめている僕は 風の音を聴くのです 僕もいつかいなくなるでしょう また誰かが…

コミケ雲

コミケ雲というのがあるらしい あの雲はいつかの君の涙

ぼやけた風景

ぼーっと見ているときの景色、 かすれたコーヒーカップ 窓枠 風を見ているようなぼんやりとした記憶

服を着ている自分はそれほど興味がないのだが、誰かに着られている服を見るのが好きだ というか 服を彫刻のようなものと思って見ている

種のクセ

今、私の家のルッコラについていたおそらくコナガ(小菜蛾、名前の通りそういう系の植物によくつく)という名前の幼虫を観察しています。 はじめは去年の個体(しぼみ♂)と同じく、モンシロチョウの幼虫だろうと思いました。でも、なんかお尻の先っぽが少し…

いつだって観察者

いつだって観察者だ 私は見ている みな空を渡っていき 私はそれをただ見ている 虫が飛んでゆく 何世代にも渡って飛んでゆく ただの観察者である私はいつも一人で空を見ている ただの観察者である私もまた いつかこの世を去るだろう ただの観察者である私は …

樹脂とガラス

4/2 2021から、主に樹脂を素材に作品を作っている田中綾子さんとの2人展「透明な毎日に」がはじまる。 今日、3月31日 2021年 お昼から作品の搬入、設置だ。 いま、朝の4:44。 いつも前日、いや、当日の出発ギリギリまで作業する。身体にも悪いのではやめはや…

透明な毎日に寄せて 20210316

わたしたちの あいまいで 透明で いとおしい毎日よいつかなくなる わたしとあなたも 記憶もすべて ぜんぶガラスにとじこめてしまおういとおしい透明な毎日への賛歌と共に わたしたちのあなたの大切な記憶 いとおしい 透明な毎日のすべて あやふやでもしかし…

透明な毎日に によせて

あいまいで 消えそうで あるいはそれははじめからなかったのかもしれない 大切な記憶 いつかなくなる わたしとあなたも みんなのものよ 甘き永遠のうちに

人間をつくる元素

へえ

今私が吸った酸素は 私を通り抜け 風になってゆく いつかあの人の頬をやさしく なでることがありますように いく日も過ぎ あの人も私も居なくなったのちに なおも風はとおりぬけてゆく いつまでもだれかをやさしく なでていきますように 甘き永遠のうちに

yellow

파란 슬픈 아름다운 소리가 들려yellow 노란색 신발을 신어 걸어가앞으로 앞으로 눈을 감아

好きなもの

https://youtu.be/MoOdi4qQQBU ははは 好きすぎる 平伏す

帽子

昨日個展に、英文科時代からの(かれこれ15年!)友達が来てくれた。そこで話題になった、大学時代の哲学の先生。教室に入ってくるなり、帽子を被ったままの生徒がいると激怒、帽子を脱ぎなさい!なんならもっと怒ると出ていきなさいと言われる。 帽子を人の前…

芋虫を育て始めた。

今芋虫を育て始めた。たぶん蛾だと思う。 ルッコラについてたのだが、小松菜をあげてみてもよく食べる。 蝶は偏食らしいので。 (追記) インターネットで調べたら小松菜を食べてモンシロチョウになっている記事がでてくる。もしかしたら蝶かもしれない。ちな…