2021-06-24 いつだって観察者 詩 poetry いつだって観察者だ 私は見ている みな空を渡っていき 私はそれをただ見ている 虫が飛んでゆく 何世代にも渡って飛んでゆく ただの観察者である私はいつも一人で空を見ている ただの観察者である私もまた いつかこの世を去るだろう ただの観察者である私は 心配する ただの観察者であるこの私が死んだ時 誰がそれを観察するのだろう 観察者の観察の感想を私は聞くことができるのだろうか (poemだよ)