Entries from 2018-05-01 to 1 month

Black

Now I am age 17.You see my white hair on my head.Today it is Monday.Sky looks like your hair, gray.I am looking sky and birds fly.You are watching coffee and my white hair.Clock is measuring 60 in a minite.We hear that sounds.The earth is…

お爺さんは言いました(ちなみに、そのお爺さんは木でした)「何がどうなっていくか、 どうしてこうなってしまったか、 どうしたらどうなるか、 己が何を望むか、 何が幸せの定義とされるか これでよかったのか」「そんなことは誰にもわからない そして答えす…

手紙(小澤征爾「 僕の音楽武者修行」へのオマージュ)

拝啓 まだ雨の季節には至りませんが、アイスを求める気持ちが大きくなる真夏のような日も増えてきましたね お元気ですか僕はいまベランダでこの手紙を書いています。時刻は午後の6時34分です。空が綺麗な色をしていたのでベランダにでてあなたへの手紙を書い…

スナフキンの訴え

たぶん僕たちはなにかを見逃しているのだ本当の何かがどこかにあるはずだここにあるものは紛い物なのだから君たちの歌はもう聴きたくない何も見たくもない風の音だけを聞いていたい僕は自分の重ささえも感じたくないきょうはどうかもう歌わないでくれ歌うと…

死が僕らを分かつ時まで

“僕らは自分たちでは決して気づいかないのだが実は僕たちの日々に悲劇を必要としている”“katharsis” —彼女はつぶやく“しかしながら僕たちには死が僕らを分かつ時が確実にくるという最大のトラジディがあるのだそれだけで十分だろう”“”えぇ わかっているわ”

ある晴れた日に

僕は今日 君が生きていた日のことを思い出している空気は乾いていて 太陽は大変陽気な様子で鳥が鳴いていた草は青く 前日の雨で土は喉を潤したようで全てが完璧に美しかったそしてまた君も美しかった僕たちは幸福でいて欠けたものは何一つなかったあの日をと…

誰か、あるいは僕自身の記憶

今日僕は何かを思い出しそうな気配を持っている言い換えれば、僕は自身が何かをとても長い間忘れていたことに気づき始めているどうやらそれは僕の記憶、少なくとも今回僕が産まれてからの出来事ではないようなのだがしかし依然僕はそれを僕のものにように感…

僕らの悲しみについて

僕らの悲しみは実は美しいということを 君も知っているのだろうか僕はあの日々の僕自身の心の痛みをとても美しく思い出すのだきっと僕らの悲しみは短調の音楽そうだ僕らの悲しみは美しかったのだ

知らない

僕がひそかにポーカーフェイスでしかもなおかつ機嫌の悪いような時にももっと奥の方ではあの人をとても全体として好いていることをあの人は知らないだろうそしてこれを僕は僕が死ぬ時でも明かすことはないだろう僕だけが知っている僕のなかだけでささやかに…

ジェイの記憶

ジェイ 「きっと49歳くらいになると価値観も安定してくるの。いまは不安なのよ。」ねぇ ジェイ、僕は今やっと30を過ぎたばかりというところだけれど、ぜんぜん安定は見えそうにないよ。きっと40にも見えることはないと思うんだ。僕たちの不安は若いからだけ…

風と光とバイクの関係

桃はバイクに乗っていた朝でも昼でも夜でもない時のなかで。どんどんとスピードを上げて行きそのまま風のなかに消えてしまったそれは彼女の夢であった光の速さになって消えてゆくこと

At the Edge

どこまで歩いて行ってもこの道もそしてあの道も君が歩くその道もすべて孤独の国に辿り着くだろうそれでいてその孤独の国というのもまたすべて同じではなく それぞれに独立したまた、もしかしたら次元すら同じにしない世界の孤独の国であるだろう僕らは彼女も…

bleu

「ブルー ブルー ブルー」「僕はこの青が blue bleu blau ブルー ブルー ブルー好きだ」「君の見ているこの青が 僕の脳にも同じ青で届いているかは 僕は知らない 君も知らない」「blue bleu blau それでもよい この青を 永遠に」

心の奥

心の奥は 誰のもの僕の心の奥は 僕のものではないもちろん君のものでも(君のものであってくれたらいいのにとある晩僕は祈ったが)僕の心の奥は 時のものそれは 時間の流れ僕たちが予想できなかった未来ふいな出来事やわらかな倦怠や突然の興奮僕たちの心の奥…