2018-05-24 スナフキンの訴え 詩 poetry たぶん僕たちはなにかを見逃しているのだ本当の何かがどこかにあるはずだここにあるものは紛い物なのだから君たちの歌はもう聴きたくない何も見たくもない風の音だけを聞いていたい僕は自分の重ささえも感じたくないきょうはどうかもう歌わないでくれ歌うとしたら僕から100キロメートルは離れたところで。まるで僕の世界に君たちがいることを僕が忘れるくらいの程度で。僕は眠りたいのだ僕が僕であることも僕の生きる関係もすべて捨ててただ眠りたい君の歌も君たちの噂話ももううんざりなんだ