At the Edge


どこまで歩いて行ってもこの道も
そしてあの道も
君が歩くその道もすべて
孤独の国に辿り着くだろう

それでいてその孤独の国というのもまた
すべて同じではなく それぞれに独立した
また、もしかしたら次元すら同じにしない世界の孤独の国であるだろう


僕らは
彼女も彼らもまた
共に歩むことはできないだろう


それは実にこれら全ての道幅が
人1人ぶんだけの広さしかないからなのだが


僕らは
ああ  彼女も彼らもやはり
ずっと一人で歩いてゆくだろう


僕らは交わらない

しかしながらそのことによって
すべての人がみな平等にその道を一人で歩いているという事実によって


僕らはみなすべからく
友人であるだろう