ある晴れた日に



僕は今日 君が生きていた日のことを思い出している

空気は乾いていて   太陽は大変陽気な様子で
鳥が鳴いていた
草は青く  前日の雨で土は喉を潤したようで
全てが完璧に美しかった

そしてまた
君も美しかった

僕たちは幸福でいて
欠けたものは何一つなかった

あの日をとても懐かしく思う
僕が生まれてからあのような日が
僕の日々の中に生まれたことをとても嬉しく思う

今は目の前にその時間は流れていないけれど
それは言ってみれば
今でも僕の中にその時間が流れているのと同義でもある

僕は目を閉じて
あの日の様子を目の前に出現させる

すべての時間は僕の中に生きている


君もまた 永遠に僕のなかに