種のクセ

今、私の家のルッコラについていたおそらくコナガ(小菜蛾、名前の通りそういう系の植物によくつく)という名前の幼虫を観察しています。

 

はじめは去年の個体(しぼみ♂)と同じく、モンシロチョウの幼虫だろうと思いました。でも、なんかお尻の先っぽが少し尖っているような。

体の丸さがなくてシュッとしているような。

 

もしかして、これは、モンシロチョウじゃないかも・・・。

調べると、コナガというモンシロチョウの幼虫によく似た芋虫がいるとの情報に辿り着きました。違う部分がいくつかあるとのこと。

 

なになにどれどれ

 

・少しシュッとしている。ーうん、している・・。

・お尻の先が尖っている。ーと、尖っている・・・。

・青虫の場合がおとなしくフンをするが、コナガはフンを飛ばすー と、飛ばす?!?!?

 

となり、観察しました。

ジーーーーー、、、、 

 

 

ふんっっっっ

 

 

 

こいつ、フン、飛ばしとるーーー!!!

コナガじゃあああ

 

 

コナガ確定です。

 

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どうして種によって、お尻の構造だけではなく「フンの出し方」まであるしっかりした傾向があるのか、不思議です。

 

去年も、遺伝の不思議はよく感じました。なぜ、芋虫は隣に師匠がいて教わったわけではないのに、蛹になる準備のための糸掛けの仕方を知っているのだろうか?体の中にそんな情報が入っていて、無意識でできるのか。不思議で不思議で仕方ありません。

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もしかして、私たち人間にも、こういった種の、特徴があるんだろうか

私が個性と思っている思考のクセも、遺伝かもしれない

歩き方も?

先天的なものや、そして教育のされ方よりも、

自分で掴み取って行った知識や思考形態を至上のものとする信念の

からしたら、恐怖でしかありません(笑)

 

 

 

それにしても、虫を触れるようになったら

もっと楽しくなると思うんですが・・・

小さい頃の刷り込みから、触ると体がぎゃ!!!と反応してしまい、

未だ触るのはできないのが悔やまれます(これも、自分で掴み取ってないやん・・・くそう)

 

 

飴色