あまねくいっさいにおよぼし

最近は自宅でよくお経をよむようになりました、

(今回はお経と宮沢賢治などのはなしです。仏教が好きなわたし。あまり宗教の話するとヤバい人と思われるから控えているけど抑えきれず話してしまう(笑)

 

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お大師様がすきなのでやはり中心は真言宗のお経本、天台宗や、いろんな宗派の違いも体系的に知りたいので臨済宗や日蓮宗のもあります。

法隆寺でも法隆寺専用のお経を買ったけど、中に聖徳太子の「南無観音化身上宮太子」のつぎに、弘法大師空海様の「南無大師遍照金剛」があるんですよ。真言宗のお寺で、聖徳太子→弘法大師だったらわかるし、東大寺も弘法大師との関係がわかるんですが、

 

法隆寺はまだ、勉強が足りずなぜ弘法大師が入ってくるか??全然わかりません どなたかお坊さんに聞きたいけれど まだ教えてもらえるお師匠さんがいないので1人でインターネットで調べつづけています、、誰か教えてください、、、

平安期以降密教化する過程でなにかあってお経にもそれがあるんだろうか 今の法隆寺のお坊さん方はどうやら密教儀式の修行のために真言律宗総本山 奈良西大寺にもいかれるそうです?色々な歴史が入り組んでいるのだなぁ....

 

 

各宗派のお経は

中にあるお経が同じところもあるし、それぞれ違う部分もたくさんありますね。もちろんわたしが持っているのは全て在家向けのものです...

 

 

お経のメインでないですが、声を出していて好きだなと思うのは

懺悔(さんげ)と回向(えこう)です

 

懺悔は原典は華厳経四十巻本の普賢行願品だそうです

 

回向は原典は 法華経 の「化城喩品第七」にあるそうですね

 

特に最近すきなのは回向の

 

「あまねく いっさいに およぼし」

の部分です あまりにも綺麗な情景が心に浮かびます 最近はこれで絵を描こうと思っていますよ 

あまねく いっさいに およぼし

 

雨が全ての大地に降り注ぐイメージです

 

各宗派などで書き下し文に差異があったりしますが、音の流れとしてもとても綺麗だなと思うし、意味もとても救われる部分があると思います。このような名文がお経のはじまりと終わりにあることはとてもいいなーと思う

 

あとこのブログはとても面白いです

宮沢賢治さんは熱心に法華経を信仰なさってましたね 途中急進的な団体に入ってたりもしたようだけど?※まあ人生色々ありますから詳しくはよくわかりません

https://ihatov.cc/blog/archives/2018/09/post_923.htm