自然と絵と元気をくれる花の話、時々養老先生

【自然と絵と元気をくれる花の話、時々養老先生】
最近、なかなか外に行けないし立ち上がったりも少し大変なような状況の知人に何を差し入れしようかなと思って、そこで初めて深く、絵だとか写真や色はきっと人を励ますだろうということに気付きました。

もしかしたら自然の中だったら自然があればいいかもしれないけど。。 

たとえば小説が読める気力があったら、物語も人を勇気づけるだろうし、音楽を再生する機械があるならばCDを送ることもできる。

でもそういったことがなかったですので、私は絵葉書や綺麗な花の写真などを買って送りました。(自分の絵は送らなかった、、笑)

花というのも、本当に人を元気づけるというのも最近深く理解しました。
私自身が落ち込んでいた時、道端に勝手に種がこぼれて咲いたであろう花を見て、すごく元気がでました。

そのあたりは私が大好きな😍養老孟司先生💚もおっしゃってました、それは例えば自然あふれるものとアートが同じというようなことと思います。

ヨコハマトリエンナーレ2017年のお話では、

「文明とは何か、私に言わせれば「同じ」という世界です。「同じ」という世界がどんどん進んでくると、しょうがないから都会の中の解毒剤としてはアートが一番いい。そういうわけでアートが存在しているのかと、私はやっと最近、この年になって思いました。」
とおっしゃっていました。

この考え方はアートを感覚中心でとらえるとした時の考え方なわけで、現代アートでいう文脈を中心とした考えとは別なのですが。

でも物質である以上はどちらの考え方も同時に存在すると思います。

そんなこんなで、何を話したかったんだっけな。

たぶんこういう風景の絵は、
夜でも青い空を見た時の気分を高める装置としても機能するだろうという話でした。 あるいは、今日の様なすごく天気のよい日(東京は晴れです!天気アプリを見たら地元福島は大雨らしい!?)に、
なんだか元気がなくて外には出たくない日だとかに、絵だったら自分のなかの世界の中にそっと自然を入れる窓口として、機能できるかもしれない。という話でした。

終わり

 

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"cloud 202208161633"

oil on canvas
45.5×38×1.8cm
F8号

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作家が保管中
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