皆さんはおみくじって引きますか?
私は、いつもいっている地元の神社でお正月に一回、あとは好きなお寺に行ったときだけ引きます。観光でたまたま訪れたところだと引かないですね。凶が出ても結ばず、書いてあることを大事に一年の指針にします。大吉だとかは全然気にしないです。
そんなおみくじの歴史、ご存知でしょうか?
今のおみくじの元になったのは、912年うまれの良源(りょうげん、元三大師)というお坊さんが作ったと言われています。天台宗のお坊さんで、18代目の天台宗のトップ(座主:ざす と読むそうですよ)だったお方とのこと。とっても厳しかったそうです、といっても厳しいのはお坊さんに対してで、一般の人には優しいみたいですが。
良源さんがおみくじを引く時も、どうやらただ引くだけではなくてその前に観音様に観音経を何度かあげたり、真言をなん度も唱えたりしてから引くという行程だったようです。
そんなこんなで、東京は浅草にあります浅草寺(せんそうじ)のおみくじ、皆さんは引かれたことありますか?私はありますが、あそこのおみくじって
とっっっっっても
厳しいですよね!凶がよく出ますね。(笑)
と言うのも浅草寺さんは今は聖観音宗(しょうかんのんしゅう)ですが、1950年までは天台宗だったのですね。ということで、浅草寺のおみくじは元三大師みくじが元になっているとのことです(割とそのままなのか、どうかはわからない)。
ただ、これも、良源さんよりもっとあとの、上野に寛永寺を作った天海さんというこれまたスーパースターのようなお坊さん(数々の伝説があるそうで)が、夢に良源さんが出てきて、「人々のために自分が書いた文をあそこにあるから見つけない」といったエピソードがあり、見つけてそれを整備したといういきさつがあるとのこと。昔の人のエピソードにはよく、夢のお告げが出ますね。
私はいつもぐっすり寝過ぎているのか、夢を全く覚えてないことが多いです。
でも最近、諸事情でお墓事情を調べているので、昨日は夢にでっっっっっっっかいお墓を持っている美術家が出てきました。
なんなんだ、私の家でもなかったぞ。どういうこと。
まあ、そんなこんなで。
・・・なんの話でしたっけ?
いつもこうなりますね。
ああ、そうだ。本題はですね、歳を取るのと比例してどんどん性格が悪くなっちゃってるなーっていうお話です。皆さんのことではないですよ、自分の話です。
25歳くらいまでは、もう少し純粋だし心も綺麗だったような気がします。
それが、いろんな経験値が上がってゆくにつれ、エネルギーのショートカットなのか、ここはいきなり心を開かない方がいいな、だとか、挙動がおかしなな人がいた時に、びっくりするより先に「はあああ???」って思ってむすっとしたりとか。昔だったら「えっどうしましたか えっ?!大丈夫ですか? あっ?!」となっていただろうに、今は、スーーーーーーーーーーーーーーーーーと素通りしたりだとかですね
イライラしちゃうこともあるし。
今だってそうです。
洗剤を買いに行った時に薬局のお姉さんが怖くて、落ち込みました。笑
ふう、貪瞋痴(とんじんち)、とんじんち、、、※仏教の言葉です、これも説明できないから気になったら調べてみてくださいにゃんこ。私、せつめいできない。
前にも、「あー、私、性格悪くて困っちゃうーほんとにー、どうしたらいいのーもう?はー、。」っという時に、大好きな神社仏閣でおみくじを引いたことがあったんですがね、それが、
人間が幼ごころを今度は再び自分の叡智の中に見いだすことを神は待ち受けています。
と書いてありました。
飴色「はい。」
「・・・・。
どういうこと(ですか...)?!」
しばらく、どういうことかわからなかったんですけどね、
最近わかってきました。
「心、汚くてどうしようもない、もう、遡って子供の時のような気持ちにはなれないしー、どないしよー?(エセ関西弁です!)」
それに対して、
幼い頃のような美しい心もちに、自然になることはできないとしても、
大人となり知恵や叡智、学ぶことなどによってまたそのような心を獲得することが
できるでしょうよ、頑張りなさいね
っていうことなんでしょうね。
違う?!
私はね、頑張ろうと思います。
心は沼のように汚いけれども。
不忍の池の蓮の花のように、智慧によってまた優しさを獲得するぜ!
それでは。
またね チャオ(敬愛する及川光博さんの真似です。明るくてダンスがうまくて音楽は実はファンクなところが好きです。一番好きな歌は 今夜桃色クラブで、です。よろしくお願いします。)
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