げいじゅつ

私は誰でも芸術家となれると思う派だ。
ここでいう芸術家とはアーティスト、おそらく
現代アートでいうアーティストだ。
そこには思想があり哲学があり、と
技術全てではなくまずアイディアからなるところが来るから。誰でも思想はもっているはずでそこを焦点にすると誰だって芸術家だ。私はそう思う。

ただし現代アート以前の美術の世界でいうところの
職人(美術がアートになる前)、これは
現在でもたとえば伝統工芸なりなんなりに続いているけれども、これは誰でもいきなりは無理だろう。
スキルを磨く時間と、あと適性も必要だ。
ずっと削り続けられるとかね。。
横で見ててよくそこまでできるな、と思うよね
私は同じガラスでも切子はずっしゃーーーんとなるのでだめっすね わはは 石膏をべっしゃ!!べっしゃ!とやっていくスタイルが合ってるのだろう。。ふふふ 決して職人になれない。。笑

(職人は芸術家になれないという話ではない。なれるなれないではなくわたしの場合は全てのひとが芸術家だけど、ただし職人になるには訓練が必要、という感じ。)


芸術、美術という日本の「単語」には
日本の美術教育の流れ、そしてそれ以前の西洋で
「アカデミック」となった美術、についての諸々が含まれるのでとてもややこしい!

美術について学問している人たちの使う
「芸術」「アート」「美術」というのと、
一般で使われるそれはものすごく乖離がある。


こういうことをごちゃごちゃ考えてるとめんどくさくなって「そんなのどーでもええやん。。」となる。のでわたしは実際には美術がアートになる以前の、「職人」気質なのかもしれない。。。ふっふっふ 


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この話は、科学の実験でも似たようなところがある
まず最初にアイディアがありき、そのアイディアを作るのが教授など。それを実際に実験するのは(たまに実験大好きの先生もいるわけですけど)技術者と呼ばれる人たち(つまりわたし)。どちらが上下というのは無いとはわたしは思うけれども、まあそんなところ。

ぬぬぬ、ここではわたしはアーティスト側ではなく職人なのだ!!


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という、日記でした。
昨日?一昨日?
かなりの大事件が私生活で起こり、ほんとに
死ぬ。。。と思いました。わたしが当事者ではないぇれど、こっちのほうがびびる。。
ふう、
無事でよかった。。