2019-09-05 まぼろし 詩 poetry この世界がたまにあまりにも美しいので私はひとり泣くことがある私が好きなあの人もちょっと心配なあの人も私でさえもいつかこの世を去る時がきて後に残るのは何もないだろうこの美しさを残しておく術はなく、花が枯れて土に戻るようにそれの自然をただ眺めるだけです音楽が鳴って流れて行くように後には何も残らず、みなが夢のようです美しさに耐えられず流す涙もまたまぼろしでしょう