2019-08-24 資格 詩 poetry 月へ恋をする資格を手にするためにぼくは夢のような色のついたことばの歌を口から出してあるいてゆこうまぶたを閉じて愛が見えるようになる資格を得るためにぼくはノートに自分にしかわからない秘密の記録を書いて、それをこっそりと隠し続けよう知らない誰かとこころの見せ合いっこをする資格を持ち続けるためにぼくはいつでも孤独な銀色のキツネを心に住まわせ続けよう