2回目に学ぶ

だいじょうぶだろう

そう思った。
1回目はきっと運がなかったのだ。
わたしは思った

スイッチを入れ、速度を上げて
進んでいく


よし、たぶん大丈夫。


そうしてまた失敗はやってきた。
そうだ。陶土の水蒸気爆発だ。


そんなこんなで、2回目にしてわたしはやっと学んだ。これからわたしは一生、土の乾燥を大切にするだろう。


学んだのだ。



さよなら、気に入っていた月と、雲の塊よ。作品にはならなかったけどあなたたちのイメージはわたしの中に永遠に生き続けるでしょう。

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