わたしはいま、とあるお店の椅子に一人座っている。たのしい時間の帰り道。
BGMが聞こえてくる。
こういうときにたまに、どうしても携帯電話を取り出す速度が間に合わなそうで
BGMに恋したのに、それが何の曲か調べられない時があるでしょう?
もう一生その曲名を知ることはできない。
しかもメロディももう少ししたらわたしの頭からきえてしまうだろう。
これって少しいわゆる恋は幻、に近いのかと思うのだ。
ということで、
とても孤独な小説が読みたい。
ひとは、幸せな時でも奥深くは皆揃って孤独なのだ。それでも幸せでいることができるというのは可能なのだ。