さよなら学徒

いよいよ学校が終わりだ。
今までの数十年、なんだかんだでずっと学徒であったから、とても新鮮。
そして今が一番楽しい。

学校というのは、卒業してからが一番楽しい。


誰にも作品や思考の説明をしなくてもいい、
コンテクストを意識することもしなくてもいい、
その世界での流行りやスタンダードも意識しなくていい、
むしろその不自由さの体験をするために学校があるのではないかと思うこともある。


しがみつかず、
水の流れるに任せ、
さよならは爽やかに素早く
後を残さず
去る