重い


いろんな素材を使って常にまだ自分が知らない世界、自分を発見したいので制作がガラスだけになるのは嫌なんですけど、つい作ってしまうし、磨くのとかただの作業になってしまうので苦手なんですが(絵で、描きながら絵の中の世界とか自分の内面が発展していくのと違う、ガラスの磨き工程はある程度最初からゴールが見えているので)、それでも磨いてガラスの中に入る光が多くなると綺麗だなって思ってしまいます、こういうのを切っても切れない縁っていうのでしょうか。。 でももしかしたら全然ガラス作品は作らない時期もでてくる気がします。というかガラスの原料が2倍になったり電気代がすごく高くなっているし、まずさいきんガラス材料屋さんの在庫がけっこういつも品切れです😅😅😅😅😅😅市販の瓶だと溶かすと曇ることが多いのですよね

これは磨きでガラスの粉が飛ぶのでビニール袋の中に入れて飛び散るのを防止しているところの写真です 神々しくて笑って写真を撮りました

あとこれはたぶん私の性格からくるものなんですけどガラスは溶かして塊を作るたびにいのち削られてる気がする(笑) たぶん絵とかだと嫌になったら燃やせるので物理的にも精神的にも「軽い」んですけど、ガラスを「燃やす(空気にする)」のは今の科学だとほぼ無理らしいので、手元に「永遠の物体」があるのと同じことなんですよね!!重いっ 🥸
なにしろいろんなゴミを燃やしてできる溶融スラグ(道路の骨材にリサイクルされたりしてる)というのはガラス質なので、ガラスって最終形態みたいなものというか... とにかく不滅で強。。

※これは「地と大気」シリーズのⅥ、のガラス部分で、今は縦になっていますが鉄の板の上に横に置く形です

※この作品と油絵数点は東京にあるwhat cafeでの展示に出品するのですが、会期の前日2月14日の夜にプレビューがあるとのことで、もしご興味ある方いらしたら飴色に連絡をください(招待制)