物無定性 人何常悪

今日は用事があって遠くに行きました。

途中で海を見ました。

まだ漆でかぶれた手はかゆいです。もう8日くらい経ったけれどやはり1週間ではよくならなかったですね。ステロイドもたまに塗りますが、一番効いているのは48℃のシャワーです...

 

 

空海さまの言葉はいいなあと思うものがたくさんあります、決まった性質というのはないし、絶対的な悪人といういうのもない、悪いことをあるときはしたということがあってもあるときは同じ人の心が清い時もある(その逆もあるだろう)みたいなことの言葉をどこかでみていい言葉だあ、

 

原文の漢文はどのようなものかなぁと思っていましたが、以下の文章だそうです。

 

これが含まれているのは「秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)」という書物だそうです。この著作はWikipediaで調べてみましたが^_^、

上中下3巻からなる空海の57歳の著作で、淳和天皇の勅により830年に撰述された、とのこと。

 

同じ年に空海が撰述した勅書『秘密曼陀羅十住心論 』10巻の内容を、さらに勅を賜り簡略に示したものとされている、だそうで

 

この秘密曼陀羅十住心論というのは

830年ころ、淳和天皇の勅にこたえて真言密教の体系を述べた書(天長六本宗書の一)。

 

だそうです。Wikipediaは間違えている場合もあるから細かいところはわかりませんが、だいたいはそのような感じ.. 

 

 

 

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物無定性

人何常悪

遇縁則庸愚庶幾大道

順教則凡夫思斋賢聖

 

 

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物に定まれる性なし

人、何ぞ常に悪ならん

縁に遇うときはすなわち庸愚も大道を庶幾(こいねが)い

教に準ずるときはすなわち凡夫も賢聖にひとしからんと思う

 

 

空海 『秘蔵宝鑰』「第二愚童持斎心」

 

 

です。

いつ頃から空海さまをいいなぁと思うようになったでしょうかね、そういえば前に作品が縁あってデジタルでですが空海さまのお生まれになったとされている善通寺市で展示をする機会があり、在廊はできませんでしたがそこで調べたあたりからだったような気がします~ その前はあまりお寺も仏教も深く考えたことがありませんでした 実家もお墓が私有地にあったり法事をほとんどしないので菩提寺がないと言える感じの状態だったので...

 

生きているとどんどん興味の対象が増えて、深くなったり、それぞれの学んだことが繋がっていくので、生きれば生きるほど楽しくなっております。

 

 

海の画像デスーーーーー

 

 

 

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