2017-06-19 透明の夜に 詩 poetry 誰かのかわいい笑い顔であったのか ひとつの本であったのか 朝のきもちよさだったのか ぼくはどこに繋がっているのでしょう 風が吹くでしょう 強く 空は暗い透明になるでしょう ぼくもその透明に溶けていくでしょう ぼくはどこに繋がっているのでしょう きっと君も あの子も そう思う日があるでしょう そのような透明の夜を 通り抜ける日が みなにあることでしょう