それぞれの空

君と僕 
それぞれの空は違う色をしている
同じ時間に存在していても。

同じ時間に存在するとしても、
僕たちはひとつの存在にはなり得ない。
どこまでも孤独はつづいていく。

空の色は違うけれど、
隣でその感想を言い合うことはできる。
それが唯一僕たちに与えられた幸福の一部である。