数年前。
とある工場で作業中に、数メートル先の方でかなり大きい金属のかたまりを旋盤加工してる人がいました。旋盤というのは、削るものを固定した後に回転させて、表面に刃物を当てて削っていく機械です。
ふと思いついたわたし、隣の人に
「あれ、外れたらどうなっちゃうんですかね」
と聞いてみました。
その方曰く「しっかり留めてるからそんなこと一度も起こったことないよ。もしそんなことが起こったら死人が出るよ」
と。
その数十秒後・・・・。
なんと
ばんっっっっっっ
ガッっっ!!!
ガーン!!!!!!!! ドンっ!ガ
ガ
ガ
がガン!ゴーーーーーン! !バリッ メキっ
どーん!!!!
(大きいかたまりが床でバウンドして天井やら壁にあたりながら転がる音) ドーン !!!
!!
・・・ゴロゴロゴロゴロゴロ
当たったものを破壊しながら飛んで行きました。
「きゃあああああああああああ〜!!!!」
私もパニック
先ほど話してた方もパニック
その周りの作業中の人たちもパニック。
・・・・・・・えっ
・・・・・・・・・えっ・・・。
ーーー 泣
かなり大きな金属だったから確かに誰かに当たっていたら大怪我、最悪は死んでたかもとおもいます。
そこにいた数人はその前の会話を聞いてたから、なんとなくそこを見ながら作業してたので避けられたとの事。
神様仏様やご先祖さまなどに守られたとしか思えない出来事でした。
だって、ありえないもんな〜。変な音もしていたなかったし・・・
そのときこわーいと言ったら
「むしろ君こそこわいよ」と 不気味がられ。君が言ったからこんなこと起きたんじゃ見たいな感じに・・・・
いや、違う、きっとそんなんじゃない〜〜〜〜〜〜〜泣
その後なんとなくそこに行きにくくなってしまってそれきりです おおお 泣
でもそれ以降なんとなく怖くなったので、怖い想像とかをしないように気をつけるようになりました・・・・・・・・・
そういう不思議なことたまーにあるけど、みんな無事でよかったよ・・・・
不思議な話の中でもこれは結構な不思議。
誰も死ななくてよかった
もしかしたら、微妙な振動の差みたいなのを感じ取って、喋ったのかもしれないけど。
まあどっちにしたって不思議でした。
工場や作業場ではいくら気をつけていても、事故は起こる時があります。
実際周りでもこういうこと見聞きするので、
芸術作品づくりはやはり気をつけなければなりません
作品作りってほぼ、工場での作業とか大工さんとかの分野に近いので。。
ーーー
関連した話だと、
藝大でもありますけど、鋳金を中心に、
ふいご祭りというのがあります、
ちょっと詳しくいま調べられないけど、
ざっくりいうと火、というか金属、たたらに関係する神様への感謝の儀式ですね。
金屋子神さまだとかをお祀りするところがおおいとのこと。
ふいごで藝大がおまつりしてる神様はよくわからないけど、、
藝大が国立大だからなのか、もともとそうなのか途中からなのかわかりませんが、
藝大でのふいご祭りの神官役は神職さんは呼べないようで、
代々学生が行っているようです。
参加したことがあるけれど、かなり本気でやっています。
一度神主さんなどに作法を検証して欲しい
工場や工芸の工房などでは今もやっているところは多いですね。
大事だと思います。
と、いう話でした。