聴雨

漢文の素養がないが、
漢文からくる雅号に憧れる

聴雨

ちょうう

なんと美しいのでしょう。

あーあ
世界に存在する憧れがどんどん
増えていくなぁ


空に見える星
ガスの塊である太陽
地球のまんなかでドロドロ溶けている鉄

不思議でそそられることばかり

ああそれなのに
なんと私の存在はただの日常の延長の
塊であることか
ひとつの神秘もなく
ひたすら自分には日々の
生活があるのみ